INTERVIEW

IT未経験から
教育現場のSEへ

齋藤 初樹
システムエンジニア
学生時代に熱中されていたことや、現在のお仕事に活かされていると感じるご経験について教えてください。また、チエルへの入社を決められた理由や、「ここだ!」と感じた瞬間についてもお聞かせください。
学生時代の経験と仕事への活かし方
大学時代は人文学部で主に法律系を専攻していました。
コロナ禍の影響でなかなか外で活動できない状況でもあったため、塾講師のアルバイトを無我夢中に行っていました。
生徒の理解度に合わせて伝え方を変えたり、根気強く向き合ったりした経験は、現在の仕事においても相手の状況を理解し、それに合わせて最適なコミュニケーションを工夫する力として活かされていると実感しています。
チエルへの入社理由
将来を考える上で、自立した社会人としてITの知識や経験を身につけ、どこにでも通用する技術者になりたいという思いを抱いていました。同時に、塾講師の経験から将来を担う子どもたちを育てる教育、そしてそれに携わる先生方の重要性を強く認識しました。
そんな中、教育とITを両立しているチエルを知り、まさに「ここだ!」と直感しました。最前線で活躍する多くの先生方の助けとなれるような仕事がしたいという私の思いと、ICT活用を通じて先生をさまざまな面でサポートし、よりよい教育環境構築をサポートするというチエルのビジョンが、見事に合致したのです。この会社でなら、私の目指す教育への貢献と技術者としての成長を同時に実現できると確信し、入社を決めました。

入社前と後で感じたギャップがあれば、それについて教えてください。
また、「ここが面白い!」と感じたチエルのカルチャーや社内の雰囲気についてもお話しいただけますか?
先輩や同僚との関わりの中で、印象的だったエピソードがあればぜひお聞かせください。
入社前後のギャップとチエルの魅力
入社前は「IT企業」という響きからある程度知識がある前提で、放任主義的な社風なのではないかと漠然としたイメージを抱いていました。しかし、入社後にそのギャップに良い意味で驚きました。
まず、社会人としてのマナー講習から始まり、IT未経験者向けの基礎研修を約2ヶ月間じっくりと受けることができました。その後はOJTを通じて先輩方が丁寧に指導してくださるなど、段階を踏んだ非常に手厚い教育環境が整っていました。この手厚いサポート体制のおかげで、IT業界未経験の私でも安心して業務に取り組むことができています。
また、チエルでは新卒でも早い段階から様々な仕事を任せてもらえることに魅力を感じています。もちろん、今の自分のスキルで対応できるレベルの仕事からスタートし、少し難しい案件でも上長がしっかりとサポートしてくれるので、安心して挑戦できます。この「任せてくれる文化」は、自身の成長を強く後押ししてくれると感じています。
「ここが面白い!」チエルのカルチャーと社内の雰囲気
社内はとても風通しが良く、拠点が東京と大阪に分かれているSEの間でもオンラインでのコミュニケーションが非常に活発です。そのため、困ったことがあればすぐに助け合える環境が整っています。

どのような時に「自分らしく働けている」と感じますか?また、これまでに経験された失敗やご苦労、その乗り越え方についてもぜひ教えてください。
チエルで働く中で「自分らしく働けている」と感じるのは、お客様である先生方の生の反応を間近で感じられる時です。特に、現地で製品の構築を行った後、先生方が実際に使ってみて「おー、すごいね!」といった喜びの声を聞くと、大きなやりがいを感じます。自分たちの仕事が、教育現場の最前線で役立っていることを実感できる瞬間ですね。
これまでの経験で、忘れられない失敗もあります。一度、電話口でのやり取りで、その場の流れに任せて曖昧な返答をしてしまい、スケジュールに大幅なずれが生じそうになったことがありました。この時は本当に焦りましたが、すぐに先輩が状況を察してフォローに入ってくださり、事なきを得ました。 この経験から、メーカーのSEとして発言する言葉ひとつひとつの重みを痛感しました。
この失敗を乗り越えてからは、少しでも不明な点があれば、すぐに確認して正確な情報を伝えることを徹底するようになりました。この経験を通じて、誠実な対応と丁寧なコミュニケーションがいかに大切かを学び、SEとして大きく成長できたと感じています。

休日やお仕事終わりにされていることについて教えてください。最近ハマっていることや、ご自身の中で流行っていることがあれば、ぜひお聞かせください。
仕事終わりのリフレッシュ方法は、料理を作ることです。特に凝った料理ではないですが、週末に1週間分の献立を考えて買い物に行くのですが、その際に「こんな料理を作ろう!」と想像を膨らませる瞬間と、実際にその通りに美味しいものが作れた時が一番嬉しいですね。自炊は、一日の疲れを癒やす大切な時間になっています。
休日は家事をしたり、友人とオンラインでゲームをしたりして過ごすことが多いです。基本的にはインドア派ですが、最近は少し外出することも増えました。特に、最近リアル脱出ゲームの面白さに気付き始め、次はどんな謎が待っているのかと、新しい休日の楽しみが増えました。
チエルで働く中で、「自分ってこういう人間だな」と気づいた瞬間はありますか?また、周囲の方からよく言われるご自身の印象や、「これだけは譲れない」というこだわりについても教えてください。
チエルで働き始めて、「自分ってこういう人間だな」と気づいたのは、意外と周りの人から好かれていると感じる瞬間があることですね。なぜだろうと考えてみた時、素直さや誠実さが周りからの信頼に繋がっているのかもしれない、と思いました。
特に、任された仕事は最後までしっかりこなすことや、先輩方の言葉を素直に受け止めて行動することが、今の自分にとって当たり前のようでいて、実は周りの方々から信頼され、好意的に受け止めてもらえる理由になっているのかもしれません。
だからこそ、若手である私にとって仕事をする上で「これだけは譲れない」というこだわりは、まさにこの「任された仕事はどんなに当たり前のことであっても、一つひとつをきちんとこなすこと」です。この基本を徹底することが、自分自身の成長にも、そして周囲からの信頼にも繋がると信じています。
ご自身の強みを今後どのように活かしていきたいとお考えですか?また、今後チャレンジしてみたいことや、描いているキャリア像についてもお聞かせください。
私の強みである素直さと、任された仕事を最後まで誠実にやり遂げる力は、今後もどんな状況でも活かしていきたいと考えています。新しい知識や技術を積極的に吸収し、一つひとつの業務に真摯に取り組むことで、着実に成長していきたいです。
今後チャレンジしてみたいのは、もっと大規模な案件に携わることです。様々な難易度のプロジェクトを経験することで、SEとしての総合力を高め、より大きく成長したいと思っています。そして、将来的には、ビジネスパートナー様の方々やお客様から厚く信頼されるSEになることが目標です。この人が来てくれれば心配いらない、そう言っていただけるような、確かな技術力と問題解決能力を持つエンジニアを目指し、日々精進していきます。

これからチエルへの応募を検討されている方に向けて、最後に一言メッセージをお願いいたします。
チエルは、本当に「人が良い会社」だと心から感じています。IT業界での経験がない方も、安心して飛び込んできてください。私自身、IT未経験で入社しましたが、手厚い研修や先輩方の温かいサポートのおかげで、今ではSEとして日々成長を実感しています。
そして何よりチエルで働くことは、日本の教育現場に大きな影響を与えられるやりがいのある仕事です。私たちと一緒に、ICTの力で未来の教育を創造していきましょう!


「改善力×知」
チエル株式会社でシステムエンジニアとして働く中で、私はお客様や現場の声を直接聞き、課題に多く直面したことで「顧客視点に基づく改善力」を磨くことができました。現場の運用状況やニーズを丁寧にヒアリングし、技術的な提案だけでなく、使いやすさや効率化を追求した最適解を導き出すことに注力した結果、仕様の調整や運用フローの見直しをお客様と協議しながら進めることができるようになりました。現在では現場が抱える課題を根本から解決することができるよう、さらに改善力を磨いています。